ページ番号 1000079 更新日 平成27年3月21日
昭和49年4月1日に開園した、めずらしい竹の公園で、新東京百景の一つにも数えられています。
数多くのモウソウチクがあり、また豊かな水量の湧水があります。このモウソウチクは、湧水とあいまって四季折々に古い武蔵野の姿を見せてくれます。
「東京における自然の保護と回復に関する条例」に基づいて、昭和60年5月に約25,000平方メートルの緑地が南沢緑地保全地域として指定されました。
地域内に水源地を持つ小川(落合川の支流)が横断しており、川の両側は果樹園、畑、雑木林、竹林等と変化に富んでいます。豊かな水量の湧き水が4カ所あり、東久留米市の水道水源地の一つにもなっています。
クヌギ、コナラ、エゴノキなどを主体とした約11,000平方メートルの雑木林は、昭和62年8月に南町緑地保全地域に指定されました。
武蔵野台地に残された平地林で、保全地域の東側には畑が広がり、南側には新田集落の屋敷林が連なっています。
また、この保全地域の南側に連なる雑木林は、みどりと市民のふれあいを目的に平成2年に市の「南町森の広場」として市民の方々に利用されています。
東久留米市の南、小平市と西東京市に隣接する南町は、以前は柳新田と呼ばれていました。ここは享保年間(1716〜1735年)に原野を開墾したところです。新田は南北に長く短冊状に所有されています。
この通りの北側を見ると、一番北に落葉や薪をとるための雑木林、その南に畑、さらに南に住居というように日当たりを考えた配慮になっています。
また、柳新田通りのけやきですが、これは農家の住居を建てなおす時に、切り倒して建築材として使うために、何代にもわたって繰返し植えられ今日まで残っているものです。
このことによっても昔の人々がいかに上手に自然を利用してきたかがわかります。
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