ページ番号 1017759 更新日 令和3年6月17日
ビョウヤナギとキンシバイ 幸農園の垣根(幸町2丁目7番付近)
どちらもオトギリソウの仲間で、この仲間は北半球の温帯に広く分布し、日本にもオトギリソウやトモエソウなどが自生する。
キンシバイもビョウヤナギも中国原産で江戸時代に導入された。最近は都会で公園や垣根などに植えられ初夏から夏、花が少なくなった頃に鮮やかな黄色に街をかざってくれる。
この写真はさいわい通りに面して東久留米消防署の北側、さいわい福祉センター近くの「幸農園」の垣根に植えられたもので、キンシバイとビョウヤナギがつながって植えられ、両方一緒に観察することができる。
[画像]ビョウヤナギとキンシバイ(401.3KB)[画像]ビョウヤナギとキンシバイ(402.6KB)キンシバイは枝先に直径3〜4センチメートルのウメに似た黄色い花をつける。よく見ると雄しべが数えきれないくらい多数ある。この花は大輪キンシバイと呼ばれる品種かもしれない。
ビョウヤナギはキンシバイよりも大きい4〜6センチメートルで、葉がヤナギに似ていることからこの名がつけられた。中央の花火状の部分が雄しべで多数ありこの花を特徴づけている。
図鑑によると雄しべは、ビョウヤナギは30〜40個ずつ5つの束になっており、キンシバイは約60個ずつ5つの束になっているそうです。雌しべの先も5つに分かれていて、よくみると他にあまりない面白い花でもある。
[画像]ビョウヤナギとキンシバイ(467.2KB) [画像]ビョウヤナギとキンシバイ(438.9KB)【参考文献】
・山渓ハンディ図鑑4「樹に咲く花 離弁花2」山と渓谷社
・「都会の木の花図鑑」石井誠治著 八坂書房
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