ページ番号 1002392 更新日 平成27年3月21日
江戸時代から明治期にかけての景観が残る柳窪のなかでも、唯一市内に現存する江戸時代の茅葺民家。農村風景を今に伝える貴重な文化財として主屋等7件が国登録有形文化財となりました。
平成23年1月26日登録・告示
ご注意:「村野家住宅」は個人住宅であるため普段は見学できません。公開は特別見学会として行われますので、広報等でお知らせいたします。なお、薬医門と周辺の屋敷林は道路から見ることができます。
江戸時代の天保9年(1838年)建築。安政4年(1857年)増築。六間どりの大きな家で、落ち着いた入母屋(いりもや)造りの外観が周囲の屋敷林とよく調和しています。
明治後期に建てられた木造平屋建て入母屋造りに洋風な要素を取り入れた建造物で、付書院欄間(つけしょいんらんま)の彫刻は著名な島村俊表(しゅんぴょう)の作品です。
3つの蔵は、江戸時代末期建築の「土蔵」と「穀蔵」、明治28年建築の「新蔵」で、漆喰(しっくい)仕上げの外観をもつ清澄な趣を木立のなかに残しています。
[画像]土蔵(35.8KB)[画像]穀蔵(33.0KB)[画像]新蔵(32.6KB)「薬医門」は、明治14年建築の間口2.6メートルの比較的規模の大きい総欅(けやき)造りの門で、屋敷地の南東部に重厚な姿をみせています。
「中雀門」は、大正後期の建築で、主屋の横にある前庭と奥庭を画する切妻(きりづま)造りの門です。
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